7月中旬から開始した今年度の放課後ラグビーも、今日で最終。 当初から一貫して、ベーシックスキルに拘り、現役ヴェルブリッツコーチの全面的な協力の基、有効なドリルを考案し 実践してきました。最初は戸惑いもあるように見えましたが、回を重ねる毎に意図を理解でき、上達も多々見られました。 1回~5回を各パートのベーシックスキルを中心に行い、6回~10回は応用編やゲームに活かせるスキル習得をベースに プログラムを組み立てました。放課後ラグビーで実施した練習の意味を、今後、スクール・中学校など自チームの練習内でしっかり実践していってほしいと思います。
◆カリキュラム2 キャッチ&パス
・ハンズアップ
・アーリーコール
・ソフトハンズなど、基本の徹底
・4人一斉スタートでラインで動く意識を持つ
・ランニングスピードのコントロールの必要性を意識
◆カリキュラム3 キャッチ&パス&ランニング
・上記と同様に、4人目がトップスピードでキャッチできるよう意識
・ゲインライン上のポールをウォッチしスタートタイミングと間合いを確認
・ポールの正面に立ち、ストレートラン。パス後のランニングコースはディフェンスブロック
・ファーストボールキャッチャーの深さの重要性を理解(出過ぎるとライン全体が敵との間合いが無くなる)
◆カリキュラム4 タックルコンテスト ロールアウェイ
・タックルした後のプレーを意識
・直ぐに立って、相手を排除するのか、ロールアウェイするか
・リアクションスピードを意識(動作がワンモーションで終わらず、足の動きや構えまで素早く)
◆カリキュラム5 ボールキャリアースキル
・フットワーク。接近・ショートステップで相手をかわす
・ハンドオフ。相手の肩に確実にハンドオフする
・オフロード。相手の裏に出ることができればパスを試みる
◆カリキュラム6 タックススキル
・ショルダーを相手にあわせる意識
・2ステップは真っ直ぐ出る。相手の正面に立たない
・相手にアプローチし、ドロップレイトでタックルに入る
・コンタクト後はしっかりチェイスする
◆カリキュラム7 2on2
・アタック、ディフェンスともにカリキュラム1~6を意識
◆カリキュラム8 5on4 ミニゲーム
・アンストラクチャーからトライまで
・スペースにボールを運ぶ意識を高める
・状況のいいプレーヤーにパスする
◆カリキュラム9 タッチフット
・新たにボールキャリアードリルを実施したため、オフロードタッチを行う
・ボールキャリアースキルとサポートの意識
ウォームアップ(フットワーク・トライスコア・ボールリリース)
ハンドリング
ハンドリングドリル
ボールキャリアースキル
タックルコンテスト ロールアウェイ
5on4 ミニゲーム
《第10回カリキュラム内容》
1,ウォームアップ(フットワーク・トライスコア・ボールリリース)
2,キャッチ&パス ドリル (4人ハンズ)
3,キャッチ&パス&ランニング ドリル(4人ハンズ)
4,タックルコンテスト ロールアウェイ
5,ボールキャリアースキル
6,タックルスキル(1on1)
7,2on2
8,5on4 ミニゲーム
9,タッチフット 5min×2sets
メインコーチ 横田 俊光
サポートコーチ 廣瀬 佳司
トヨタ自動車ヴェルブリッツ 難波英樹(デベロップメントコーチ)