【2017神奈川県横浜市クラス】 第8回レッスンリポート(10月11日)

ここ数日は夏に逆戻りしたかのような暑い日が続きましたが、本日は秋らしく涼しい天候の中でレッスンを迎えました。

 

本日のウォーミングアップは前回に引き続き、6角形に配置したコーンを使ってのグリッドドリルです。SAQ要素が含まれながらもグループ競争でみんなが楽しめるトレーニングで効果的なオープニングメニューです。

 

横浜クラスでは幼少年期の重要なラグビートレーニングメニューをボールハンドリングスキルとデシジョンメーキングにフォーカスして指導しています。 本日は、4角形に配置したマーカーの中で3人がパス&フォローを繰り返すシンプルなドリルからスタート。ルールは簡単で隣の人にパスをしたら空いているマーカーに素早く移動して再度ボールキャッチを繰り返します。レーシーバー側からハンズアップしてターゲットを示し、声を出して貰う事とパッサーは丁寧にパスすることを意識させました。慣れてきたところで制限時間内に何回パスが成功するかを競いましたが、みんな楽しみながらも反復動作に苦戦していました。(笑)

 

次にハーフ団(スクラムハーフ・スタンドオフ)のポジショニング&パス&レシーブに挑戦しました。現代ラグビーのルールではボールを素早く動かす事で大きなチャンスが生まれます。複数のポジションをこなせるプレーヤーはどのチームにも必要とされる事から全員に挑戦して貰いました。準備(ランニングスキル&コース)とポジショニングにフォーカスしてトレーニングしましたがみんなの吸収力の速さには驚きました。

 

次はデシジョンメーキングをL字ラインアタック(4対1)とコールナンバーアタック(3対2)でのチャレンジです。全員が「前を見ること」・「どこにスペースがあるかを見つけて大きな声で仲間に伝えること」・「早く判断して速く決断(アクション)すること」・「思い切りチャレンジすること」・「ベーシックスキルを大切にすること」などをアドバイスしましたが多くの子供達がレベルアップ出来ていました。

 

次に前回からの継続指導を意識させる目的でキッキングスキルを復習しました。ディフェンダーの背後にショートパントを上げてボールの再獲得をイメージさせましたが大人顔負けのプレーを見せてくれる選手がたくさんいました。

 

最後は子供たちを大きく成長させてくれる状況判断トライチャレンジゲームです。 人は慣れてくると気を緩めてしまいがちで「いい加減なプレー」をすることがあるので「ベーシックスキルを大切に丁寧にプレーしよう」と理解させて取り組みましたが、子供達は最後にしっかりと集中力を発揮して良いプレーを見せてくれました(^_^)

 

次回も横浜クラスのみんなが成長出来るように頑張りましょう! 



≪第8回練習内容≫

1、ウォーミングアップ  

◎6角形コーングリッドドリル   

・クイックラン~ターゲットパス   

・バックリターン~ターゲットパス   

・バックラン~ターゲットパス   

・サイドラン~ターゲットパス

2、ボールハンドリンリングスキル1

・3マンスクエアパス(40秒コンテスト)

3、ボールハンドリングスキル2

◎2マンハーフバックパス   

・5m×4ポイント(1往復)コンテスト(6年生)   

・7m×4ポイント(1往復)コンテスト(中学生)

4、デシジョンメーキング   

・L字ラインアタック(4対1)

・1ラインコールナンバーアタック(3対2)

5、キッキングスキル   

・ショートパント&キャッチ(2m、3m、4m、5m、7m)

6、状況判断トライチャレンジゲーム(50m×60m)  

・6年生=8対8  

・中学生=7対7

 

メインコーチ 青木 雅仁

アシスタントコーチ 竹田 正明