【2017大阪府東大阪市クラス】第5回レッスンリポート(10月12日)

ラグビーのまち東大阪市において、今年度第5回目の放課後ラグビープログラムが開催されました。 本クラスのテーマは『安全、安心』。 ラグビーは、選手同士の身体の接触があるだけではなく、競技の中に複合的な動作を要するため、女子選手にとっては怪我のリスクが高いと言われておりますが、そんなことは関係ない!とばかりに日々熱い気持ちでラグビーに取り組むラグビーガールズにとっても、また初めて楕円球に触れる未来のラガールにとっても、本プログラムを通じてラグビーを安全に行うことにより、安心してラグビーライフを送って欲しいと思います。 

 

さて、早いもので、もう5回目のレッスン。丁度折り返し地点に来ました。すっかり涼しい大阪です。金木犀の香りが風に乗ってフィールドに漂い、秋を感じさせてくれます。本格的なラグビーシーズンの到来を五感で感じながら、今夜もいざ!レッスンがスタート! 今では談笑しながらレッスンに集まる子どもたち。今夜は遠征を目前に控えている高校生がレッスンサポートに参加できず、また、レッスンスタート時のメンバー構成が小学生3人、中学生1人の4名であったため、フィールドに立つプレイヤーの少なさを知り、違った意味で雰囲気がどんより(笑)。ここは、今までの指導陣の反省も踏まえて、プログラム内容に変更を加えて対応しました。 

 

先ずは本クラスの『安全、安心』というテーマに基づき、念入りにウォーミングアップを行いました。そして、昨年度の放課後ラグビーでのテーマであった『つながる、つなげる』を用いて、キャッチングに重きを置きながら、簡単なテクニックドリルを盛り込んでレッスンを進めて行きます。 ですが、どうしてもゲームライクなトレーニングを好む、まだまだ幼い子どもたち(笑)。そう、それは仕方がないのです。ラグビーをしたい、ラグビーを楽しみたいがゆえに集まっているのですから。

 

そんな、所々で子供たちが醸し出す「楽しくゲームしたい」不満感が見えても、グッとこらえてキーポイントを伝えながらテクニックドリルを進めて行きました。そうすると、自然とゲームの中でボールを落さなくなり、それが成功体験であるかのごとく、またテクニックを確認する時には、不機嫌な様子も徐々になくなっていきます。大変わかりやすい!(苦笑) 

 

レッスンの『振り返り』では、『キーポイントを意識しながらプレイしたら、ゲームの中でミスが少なくなったので、次はシンドイ時でも意識してやっていきたい』と、嬉しいコメントがあり、子どもたちが自然と次に『つながる、つなげる』姿勢を見て、私自身も感銘を受けました。 同じ人間が同じ競技をする上で、男子か女子かでこれほど違うのかと驚く場面も多々ありますが、女子競技者の特性でもある『やると決まればとことんやる』という勤勉な姿が今日のレッスンで現れてきました。大人の階段を登るシンデレラのように、子どもたちの成長を側で観ながら、私自身が学べる幸せを改めて噛み締めた、今夜の大阪でした。 


《第5回レッスン内容》

 

【オープニング】

【ウォーミングアップ】

S&C)バランストレーニング

S&C)ジョグ&パス

S&C)ダイナミックストレッチ&ショートダッシュ

S&C)ラダー

【トレーニング】

Game Like)3対3 ゲームトレーニング

technic)パス&キャッチ

Game Like)3対3 ゲームトレーニング

technic)パス&キャッチ

technic)2列パスy

Skill)縦2対1

Skill)5対3

Game Like)5対5 ゲームトレーニング

Team talk)

Game Like)5対5 ゲームトレーニング

Team talk)

Game Like)5対5 ゲームトレーニング

Team talk)

【クールダウン】

S&C)マーカー片付けラン

S&C)ストレッチ

【振り返り】

【クロージング】

【栄養補給】

 

メインコーチ:南條賢太

アシストコーチ:竹田良信

プレイングコーチ:木村有希(HanazonoHolluhocks)