【2017岩手県釜石市クラス】第7回レッスンリポート(10月18日)

第7回放課後ラグビー釜石クラスが釜石市松倉グランドで開催されました。 今回も釜石シーウェイブスの松原コーチと長田に加え、 釜石シーウェイブスの須田キャプテン・佐伯選手・中野選手も指導にあたってくれました。

 

今回は天候に恵まれグランドで練習を行うことができました。釜石クラスのテーマである 『アタックの原則に基づいた得点するまでのトレーニング・ランニングスキル』に基づいて練習しました。

 

まずはW-UPから。 釜石は気温も低くなってきたので入念におこないました。 選手の息も上がり、汗もかき、吐く息が白くなってきたところでランニングスキルトレーニングへ。 今回は、縦のランニングに加え、横方向のランニング、そして横から前への方向転換能力が向上するトレーニングメニューです。 まずは、縦方向の加速を行い、加速時やランニング時のポイントの再確認を行いました。ランニングスキルのポイントを思い出し、自然と走れるようになったところで、横方向のランニングと方向転換に移りました。

 

横方向のランニングと方向転換では、初動の足の運びと重心の移動が重要となりますが、最初はうまくできませんでした。ただ何度も繰り返すと、自然と足を運びがスムーズとなり、タイムを測らなくても、見て分かる程にスピーディーな動きとなりました。 今回行っただけでも、大きな変化が見られました。今後も継続的に行ってくことで、実際のラグビー中でも活用できるように習得してもらいたいと考えています。

 

次はラグビースキル練習。 今回はボールの再獲得に必要なタックル練習を行いました。 昨年も行っていたので同様のキーファクター用いて行いました。 日頃のシーウェイブスJrでの練習や、昨年度の放課後ラグビーの経験もあり、ベーシックスキルは完璧でした。よって、足・肩・手の指導はさほど必要なく、タックル時のインパクトや動いてる選手に対してのタックルなど、より実戦に近い内容のトレーニングを行うことができました。

 

コーチがお手本を見せなくても、選手同士で指摘し合い、昨年よりもレベルの高いスキルを習得してくました。 ボールを使った練習だけでなく、タックル練習でも、コーチが教えすぎなくても、選手同士で成長していける事がわかりました。今後の色々な練習でも、選手たちが自身で気付き、考えれるような練習のアプローチにしていきたいと思います。

 

そして最後は選手たちお待ちかねのボールゲームです。 今回はキックテニスを行いました。 釜石クラス初のキックを使ったゲームです。楽しくキックとキャッチングを勉強しました。初めてのゲームでしたが、選手たちも大いに盛り上がりました。本当は1試合のみの予定でしたが、コーチまでも参加し、最終的には3試合。とても良い雰囲気で終える事が出来ました。

 

残り3回の練習も、楽しくて、そしてラグビーのスキルの上達を実感できる練習を行っていきたいと思います。



 [第7回練習内容]

1、W-UP

2、ランニングスキル

3、タックルスキル

4、キックテニス

5、クールダウン

6、フィードバック

 

メインコーチ 松原

アシスタントコーチ 長田

サポートチーム 釜石シーウェイブス(須田キャプテン・佐伯選手・中野選手)