【2017埼玉県狭山市クラス】第4回レッスンリポート(12月26日)

年内最後の放課後ラグビープログラム狭山クラスは、クリスマスムードも冬休み気分もなく、ラグビーがただただ大好きな生徒がいつものように集まってくれました。

 

第4回となると狭山クラスも独自の雰囲気ができつつありまして、小・中学生や男女、ラグビー経験などいろんなキャラクターがいるのですが、楽しくラグビーに取り組んでくれております。反面、少しラフな雰囲気が練習中に顔を出す時もありますので、その時はできるだけ圧力的な言い方ではなく、生徒たちの判断で正しい方向に導けるよう促しております。

 

さて、本日の練習のテーマは「ビジョン(視野)」でした。ラグビーにおいて、グラウンド内にある情報は取り込めれば取り込めるほどいいのですが、その中でも何が必要なのかはアタックとディフェンスで少し違うのかなと思いました。まずアタックは得点をすることを目的とし、ディフェンスはボールの再獲得を目的としているからです。アタックで言えば得点するためにボールを前に運ばなければなりません。すなわち敵のいないスペースを見つけてランでボールを運ぶのか、パスをつないでスペースに運ぶのか、もしくはキックで運ぶのかなどスペースを探します。逆にディフェンスはボールを再獲得するために、ボールを持っている敵、すなわち人をターゲットにしなければなりません。

 

アタックとディフェンスの目的によるターゲットは若干異なりますが、欲しい情報は前にあるということは概ね変わりません。常に前を見ながら横、もしくは後ろにいる仲間と連携するために、第1回のテーマであったコミュニケーションを駆使して試合を展開していければ、質の高い試合が行えるのではないでしょうか。そんなことをイメージしながら、本日は前も見ながらいろんな動きを行うドリルをウォーミングアップから行いました。

 

生徒たちは普段とは違い、なかなか慣れない場面もありましたが、ドリルの目的や失敗から学ぶ成功への鍵を理解していくと、動きも良くなって質そのものが上がって行きました。今はまだ、コーチにヒントをもらいながら成功体験を経験していく段階ですが、これらを自分たちで気づいてプレーができてくると、さらにラグビーの奥深さを知り楽しめると思います。

 

次回は少し間隔が空いて年明けの1月8日に第5回が開催されます。まずは年末年始の冬休みやイベントを家族や仲間と楽しんで欲しいと思います。 そして充実した顔で再会できることを楽しみにしております! それでは良いお年をお迎えください。



【第4回練習メニュー】

1.ウォーミングアップ&SAQドリル  

→ダイナミックストレッチ  

→ラダー、ミニハードル、サイドステップ

2.ペア鬼ごっこ

3.ハンドリングキャッチゲーム

4.ミラーパスドリル

5.ドローパス(カラーコーン)

6.ボールゲーム

7.ストロングボディーポジション(体幹トレーニング)

8.振り返りの時間

 

メインコーチ 三宅

サポートコーチ 西村

アシスタント 藤田、山下(選手)