【2018埼玉県熊谷市クラス】第2回レッスンリポート(2018年6月14日)

熊谷クラス第2回目は『リアクション』についての基準合わせを選手とコミュニケーション、先ずは「返事」「声の大きさ」「円陣の小ささ」「話す人の顔を見る」「集合は、できる限り速足」の5点の徹底を促し、本日のテーマである『前進』のキーワードを説明し、セッションを通して意識して貰うようにお願いしました。

 

先ずはウォーミングアップ!ミニハードルとラダーで筋温を温めました。


次に楽しい「円陣鬼ごっこ」選手の逃げ回る姿は最高にスピーディーです!鬼さんの粘りが必要なようですね~。

「ダイヤモンドサポート」では、ボールキャリアを中心に「左」「右」「後方」にてサポートの陣形をとり、パスする度にダイヤモンドの陣形を入れ替えながらサポートします。声を出して存在感を出すと迫力があり、前進の為の良いATにつながります。キックの際も同様でハイパントのキックボールを受ける選手の左右後に陣形を取りました。

「あいたドリル!」3vs3の状態から、あいているGapを瞬時に判断するドリルですが、コミュニケーション(声)がとても重要です、自分の前があいているときに、大きな声で「あいた!」とコールすると周りの選手に伝わりがよく、ボールを前進させることがより簡単になりました。 

その後「1vs1」でボールを前進させるドリルですが、個人の特徴を思う存分発揮してもらいながら勝負、「抜けないと悔しい!」そんな声があちこちから聞こえました。その後AT側にサポートプレーヤーを追加し、2vs1としてオフロードパスを貰うサポートプレ-で「前進」する楽しさをイメージしてもらいました。

 

ボールゲームでは、「オフロードタッチフット」を行いました。タッチされたらすぐ止まり(3歩以内までOK)サポートプレーヤーにボールつないでいく、ジュニアにありがちな「後退」「横流れ」をできる限り行わない、とにかく「前進」をイメージしたボールゲームです。サポートする際にダイヤモンドの形を意識し良い声掛けができていました。外側で待つばかりではなく、積極的にボールを貰いに行けるのがとても楽しそうです。縦を切っていく間にDFが外側に薄くなる時、ボールを素早く動かせると完璧ですが、もう少し修練が必要なようです、今後に期待します 。

最後は熊谷クラス恒例のストロング・ボディーポジションをおこない2回目のクラスを終了しました。第2回目熊谷クラスは、 奈良中学校 3年生 横瀬風樹くんの“1、2、3” “ファミリー” と言うコールで締めくくりました。最後の円陣は最初と比べてすばらしく小さくまとまりのあるものになりました!来週は更にレベルを上げられる様に第2回で行った事を忘れずにグランドに来てもらいたいです。

【第2回練習内容】  

メインコーチ 太田正則 /サポートコーチ 祝田康彦

協力 立正大学ラグビー部選手(8名)