【2018北海道札幌市クラス】第1回レッスンリポート(2018年6月13日) 

場所:月寒ラグビー場 天気:曇(気温13度)

 

まずは開始式から。参加してくれたプレーヤー達と札幌クラスにおける目的(ゴール)を共有しました。今年のテーマは「放課後ラグビーを通して、新しいスキルを身につけ、新しい友達を作り、ラグビーを楽しむ」としました。 10週間後のみんなの成長の姿が楽しみです。

 

今年の参加選手達は全員がラグビースークール等の所属選手ということで完全な初心者はいません。ただラグビーを始めたばかりの選手もいるので、昨年と同様にしっかりと基礎基本を指導して行きたいと思っています。参加者の中には小樽から参加してくれている選手もいました。とてもありがたいことです。 また募集開始からすぐに定員に達したことも嬉しいことです。選手達の期待に応えられるようにコーチ達も頑ります。

 

開会式では参加者たち自身でリーダーとバイスリーダー、さらに札幌クラスにおけるルールも決めてもらいました。リーダーは放課後ラグビー3年目の中学3年生の熊谷君、バイスリーダーは中学2年生の大累君になりました。参加者達が決めたルールは「必ずリアクションをする」。コーチ陣も参加者が決めたルールをサポートして行きますね。 その後はJRFUから視察に来てくださった中村さんにご挨拶をいただき、さらに各コーチも挨拶。そして、いよいよ放課後ラグビーの練習をスタートしました。

 

雨は上がり、秋を感じさせるくらいの寒空の中、ウォーミングアップからスタート。参加者達は最初の練習から元気に動いてくれました。今年のクラスのウォーミングアップでは色々な動物の動きに似たファンクショナルムーブを行います。今日はスパイダーマン、インチワーム、ひよこ、クモ、リアクションダッシュを実施しました。これからの10回の練習を通して様々な動きにチャレンジしてもらおうと思います。

 

続いてキャッチングとパスの練習を行いました。キャッチングの際の指の使い方、腕の使い方などベーシックなテクニックについて、みんな真剣に取り組んでくれました。キャッチングとパスはおそらく全ての参加者が所属スクール等で指導を受けていることですが、改めて基本を再確認しました。参加者それぞれの基本の習得レベルを確認することができました。

     

スキルトレーニングではキャッチングしてからの1対1の抜き合いと、サポートがいる2対1を実施しました。なぜパスをするのか?パスを受ける人が何をしなくてはならないのかということを説明しました。参加達もしっかりと理解してくれたと思います。

     

その後はスキルをゲームの中で活かしてみよう!ということで2種目の判断を必要とするチーム対抗のゲームを実施しました。スキルトレーニングで声が出せていた選手はゲーム中のボールタッチの回数が多かったですね。中学生はコーチたちが求めるレベルのゲームを見せてくれました。小学生はこちらの設定したゲームのルールが少しハードルが高かったようだったのでルールを変更して行いましたが、みんな楽しくチャレンジしてくれていました。 最後は小学生は70m走、中学生は体幹トレーニングで終了。クロージングでは練習したボールキャッチとパスのキーファクターを再確認しました。ラグビーノートにちゃんと記録しておいてくださいね。

 

練習の締めのコールはリーダーとなった熊谷君の掛け声えで実施しました。昨年同様に「スリーチアーズ」で行くということで、今日は初めての選手達に説明もしました。みんなで声もそろってバッチリでしたよ。

 

今年の札幌クラスは送迎にきてくださった保護者の方や対象年齢以外の兄弟達がグラウンドの空きスペースでタグラグビーで遊んでいます。ここから新たな展開も見られそうです。 



【第1回実施内容】

1、開会式(30分)

2、ファンクショナル&ウォーミングアップ (12分)

3、ハンドリングペア・・正面/サイド/歩きながら/ジョギングペース(15分)

4、1対1(5分)

5、2対1(10分)

6、ゲーム① グラウンドボール(10分)

7、ゲーム② スピードボール(8分)

8、体幹(中学生)/ダッシュ(小学生)(3分)

9、クロージング(5分)

 

メインコーチ 長谷川 竜介

アシスタントコーチ  笠井 建志、ケン ドブソン、馬渕 勝、立野 弘高、吉田 甲大 

報告者 長谷川 竜介