【2018岩手県釜石市クラス】第1回レッスンリポート(2018年6月20日)

 釜石クラス第1回目は、開会式を行いコーチ紹介・テーマ発表から始まりました。申し込みいただいた、16名中15名が参加してくれました。

 

 3年目となった今年のテーマは “GameでSkill up”  です。ラグビーで必要なスキルをゲームの中で楽しく向上していこうです。ウォーミングアップは全員での手つなぎ鬼から行いました。初めは手を繋ぐことに恥ずかしさを感じでいた選手たちでしたが次第にコミュニケーションを積極的に取れるようになり最後には全員を捕まえて終えることができました。続いてジャンケンレースを行いました。リアクションとスピードを意識して取り組んでもらいましたが盛り上がり過ぎ10mを逃げるだけで良いところを20mも逃げる選手が続出し、ウォーミングアップとしては大成功でした。


 ウォーミングアップ後は、2人1組 になりパスキャッチのファンダメンタルトレーニングを行いました。向かい合ってのフロントパス、横向きでのサイドパス、歩きながらのウォーキングパスを行い、ボールの持ちかたからパスをした後のフォロースルーまでパスに必要なテクニックのキーファターを伝えて行ってもらいました。最初はスピンがかからなかった選手も最後にはスピンがかかるようになり向上が見られました。続いては向上したパスを使っての10パスゲームを行いました。スナップパス・スピンパスを使い良くボールが回っていたと思います。立ち止まってパスを回す選手が多かったため走りながらパスをしないとターンオーバーというルールを加えたところウォーキングパスが苦手そうだった選手も無意識に走りながらパスができるようになっていました。

 

 最後のボールゲームは中野コーチがレフリーになりラグビーボールを使用してのドッチボールを行いました。もちろんルールはスピンパスだけです。初めはスピードのないパスが多く簡単にキャッチされていましたが次第にパスのスピードが上がり避けきれない選手が多く出てきました。レストを挟んで2セット目はキャッチできるボールを避ければアウトというルールを追加し行いました。

 

 キャッチに苦戦すると予想しましたがビックリするくらいのキャッチスキルを見せてくれました。すぐにレベルを上げ、ルール変更し、胸キャッチをアウト、ハンズキャッチにチャレンジすることができました。それでも普段キャッチが苦手な選手も華麗なキャッチを数多く見せてくれ驚きの多いセッションにないました。最後まで盛り上がりにかけることなく選手たちも体力を使い果たしてくれた状態でセッションを終えることができました。

 

 クールダウンはキャプテンの佐々 大知選手を先頭にグラウンドを1周ジョギングしストレッチを行い終了しました。振り返りの中で選手の口からキーファクター以外にも楽しかったとの意見を多くもらいました。次回からもゲームの中で自然に選手の能力を引きでしていけるようなプランニングをして行きたいと思います。


【第1回練習内容】 

1.Opening Ceremony 18:30〜18:40

2.W-UP Game 18:40〜19:00 Rest 5min

3.Pass&Catch Fundamental 19:05〜19:20 Rest 5min

4.Pass&Catch Skill Game 19:25〜19:45 Rest 5min

5.Ball Game 19:50〜20:10 Rest 5min

6.Cool down 20:10〜20:20

7.Send-off ground 20:20〜20:30

 

メインコーチ 松原 裕司

アシスタントコーチ 中野 裕太