【2018埼玉県熊谷市クラス】第4回レッスンリポート(2018年6月28日)

集合して「円陣の小ささ」「リアクション(返事)」「話を聞く」の徹底から再説明し、本日のキーワードである「視野(ビジョン)」について説明し、第4回の熊谷クラスはスタートしました。 先ずはルーティーンになっている「ラダー ハードル ダイナミックストレッチ」で身体をおこしていきます。


その後、コーディネーショントレーニングをおこなっていきました。ボールを持って走る、蹴りながら走る、ボールを回しながら走るなどですが、最後のメニューで「ダブルボールラン」ラグビーボールを2個重ねて走る動作をいれましたが「ボールの持ち方、ボールの置き方、身体の使い方、パートナーの気づかい」これらの重要性を選手たちと確認しながら楽しくおこないしました。

 


ハンドキャッチドリルは、視野を広く保ちながら後方から出てくる指の本数を数えるドリルです、ハンズアップとフットワークで良いキャッチが連発してミスも少なかったように思います。ボールを取る準備が大切ですね!


「Tパスドリル」でも、視野を広く保ち先ほどのキャッチスキル+パスの動作を入れましたが、最初は眼で見るだけでプレーしてミスが多かったですが、コミュニケーションを的確にすることで、パスする側のタイミングが取れはじめキャッチミスが大幅に減りました。「見る」「聞く」「話す」とても大切な要素です!

「10カウントゲーム」では今回特に、AT側は「スペースを見る」、DF側は「マークを見る」事に意識して貰いました。もちろんそれ以外の部分に視野を広げながらゲームを楽しんでもらいましたが、小学生に関してはスペースを有効に使えていないので先ずは「スペースを広く」使う事でもっと上手くいくと思います。

「ワイドビジョンドリル」では、AT側がDFの人数を見ながら、人数の少ない方にATするというシンプルなものです。ダウンして後方を見てセット、笛と同時に起き上がり前方の状況を素早く確認する事が大切です。あいているスペースに即座にボールを運ぶ。このドリルでの課題は、自分の前が「あいている!」「右!」「左!」など味方の選手に対して、これらのコールが正確に素早く言う必要があります。

お楽しみのタッチフットは、タッチされたら「トライラックで前に出る(相手を下げる)」「スクラムハーフにポップパス(速い球出し)」「5回のATチャンスを有効に使う(どこに・いつスペースをつくるか?)」の3点を各チームで話し合いながらゲームを楽しんでもらいました。反省点としては、AT側は前進を忘れない(下がらない、横に流れない)。DF側はオフサイドしない。この2点を徹底してもらいたいです。

 

最後は熊谷クラス恒例のストロング・ボディーポジションをおこない4回目のクラスを終了しました。

 

第4回目熊谷クラスは、 久下小学校 5年生 遠藤瑠唯くんの“1、2、3” “ファミリー” と言うコールで締めくくりました。

 【第4回練習内容】 

メインコーチ 太田正則 /サポートコーチ 祝田康彦

 協力 立正大学ラグビー部選手(8名)