【2018北海道札幌市クラス】第4回レッスンリポート(2018年7月4日) 

天気 曇り 気温20度

 

今週も雨模様が予想されていましたが、クラス開催時間中は雨にあたらずコンディション良い中での開催となりました。今日は、放課後ラグビーに参加している選手の兄弟や保護者の方もクラスを待っている間にタグラグビーを楽しんでもらいました。放課後ラグビーから新たな動きが生まれています。

 

まずは先週までの振り返り。過去3回のキーファクターをしっかり覚えていてくれていました。あとは反復練習が大事になりますが、自主練種もしてくれているようで嬉しいです。

 

ウォーミングアップと継続して取り組んでいるキャッチ&パス練習からスタート。ウォーミングアップではハーキーやミラーランなどの新しいメニューを組み込みました。キャッチとパスの継続メニューは上達が感じられてきました。中学生は内側の片膝をついた状態まで発展させ、身体の勢いを使えない状態でのパス練習を行いました。コントロールに難しさを感じているようでしたのでこちらも継続して練習していきたいと思います。その後は、4列でのパス継続のドリルを行いました。昨年度経験した選手がリードしてくれました。小学生は50回を中学生は100回を目標にしましたが、時間をかけずにそれぞれ達成してくれました。今日の小学生グループはとてもよく声がでていて、声がでているときにミスが少なくなるということも感じてくれたかと。来週はストレートランをもっと意識づけして継続したいと思います。

 

 

第4回目のテーマは「スペースへボールを運ぼう」です。キーファクターとして「スペースへ走りこむ」こと「コミニケーション」が必要ということを事前に理解してもらいました。

 

まずは5mグリッド内でペアがキャッチができるぎりぎりにボールを出すゲームで、スペースにボールを運ぶためのキーファクターを意識できるよう誘導しました。

 

次はチーム対抗のボールゲームです。15m×25mのエリア内に3m四方の得点エリアを3か所つくり、得点エリアに、パスでボールを運ぶルールです。最初はボールに集まってしまいスペースを使っていないこと、止まった状態でパスを要求していることでうまくボールがつながりませんでしたが、チームトークを重ねてスムーズにボールを動かし得点するケースが増えてきました。声もよく出ていました。キーファクターの実践でパフォーマンスが向上していることを実感してくれたかなと思います。

 

ゲームで盛り上がったところで、スペースを創りだすための動きとして、ケンコーチに、クロスのドリルを担当してもらいました。国によって「スイッチ」「カット」など呼び方に違いがあることから説明。中学生は飲み込みも早くどんどん向上していきましたが、小学生はパスのタイミングが遅くてキャッチできないケースが多くみられました。パスを要求する声もよく出てはいましたが声をかけるタイミングも重要なのだということを学んでもらえたかと思います。その後はDFを付けて判断を加えましたが、ダミーをいれて自分で抜くなども中学生はできるようになってきました。

 

最後のタッチは先週も実施したタッチした選手が自陣ゴールに戻り参加できなくなるルールで最大で3人相手が減るシチュエーションにしています。

チームトークを交えながら回を重ねるごとにパフォーマンスが向上しました。スペースに走りこむ、またはクロスを仕掛けてラインブレイクできたりと今日の練習の狙い通りによいプレーが見られました。

 

締めは中学生は笠井コーチ、小学生は立野コーチにそれぞれフィットネスメニューを実施してもらいました。中学生は立っているパートナーにだっこの状態から体を一周する体幹メニュー。小学生はシャトルランを実施。

 

今日も全体的によく動きよく声をだしてくれて、とても良い練習でした。



≪第4回練習内容≫

1.ウォーミングアップ 

ファンクショナルムーブ、ミラーラン、ハーキードリル

2.キャッチ&パス

3.千本ノック

4.4列パス カウント

5.スピードボール3エリア

6.パスドリル(クロス)

7.ゲーム 3フェイズタッチ

8.体幹トレーニング&ランニング

 

メインコーチ 長谷川竜介

アシスタントコーチ 笠井建志、ケンドブソン、菊池直哉、馬渕勝、立野弘高