【2018北海道札幌市クラス】第5回レッスンリポート(2018年7月11日) 

天気 晴れ 気温18度

 

今日で全10回の折り返しとなります。今回も雨にあたることがなくコンディションのよい天然芝での開催となり、3名の欠席がありましたが32名が集まってくれました。

 

ここまでの振り返りでは、小学生グループでは上達を実感できている選手が多くいましたが、中学生はもっと運動量を増やしたいという声も聞こえてきています。もう少し変化をつけていきたいと思います。

 

継続しているパス練習では、小学生はキャッチミスが目立ちました。よって、キャッチングの精度を高められるよう手の使いやアーリーキャッチを指導しました。中学生は片膝をついてのパスではコントロールが定まらないケースが見られました。こちらはフォロースル―をもっと意識して欲しいです。パスの練習を活かせるゲームをしましたが小中学生とも達成ならず・・・。次回に持ち越しです。

 

今週のテーマは、サポートプレーとボールプレゼンテーション。 全体でサポートするシーンの確認をしました。どこにいたらサポートできるのかということと、やはりここでもコミニケーションが必要だということを指導しました。パス&フォローでは3人一組でパスしたら最短距離でレシーバーをサポートする練習を行いましたが、パスして終わってしまいそうになるケースが目立ちました。自然と身体が動くようになるまで継続メニューに加えていきたいと思います。

 

スネークランという練習では様々なサポートを組み合わせて実施しましたが、続けるうちによく声がでるようになってきました。コミニケーションの重要性を感じてもらえたと思います。

 

ボールをリップする動作は小学生は初めての選手が多かったようです。手だけでボールを取りに行く選手が多かったので、次回以降ボールの取り合いなどもメニューに加えて身体の使い方を覚えてもらえるようにしていきたいと思います。

 

ボールプレゼンテーションではロングリリースとジャックナイフのエクササイズを実施。より味方に近くへボールをコントロールしておくことを意識付けしました。中学生は更にスピードの要素を加えました。

 

練習中に5年生の選手から、「ボールを隠しながらでよいですか?」という、とても良い質問がありました。「ラッコのようにボールを相手に見せない、ボールをしっかり持って」ということを伝えました。話はそれますが、開会式の際に、一つの練習で一つの質問を考えてみよう!とコーチからお願いしていたことを覚えてくれていたようです。生徒から質問してくれることが、コーチたちもとても嬉しかったです。

 

ゲームの中で、練習したスキルを発揮するルールということで、今日は2種類のタッチゲームを行いました。最初はタッチされた選手は必ずロングリリースでボールを出す、タッチした選手は一度ゴールまで走って戻ってから再参加というルールでのゲーム。中学生はしっかりボディーコントロールしくれていました。サポートする選手がすぐにボールを動かすこともできていました。素早いロングリリースからサポート選手が素早くボールを動かし、先週のテーマであったスペースにボールを運ぶことや、コミュニケーションも意識され、とても良い形で得点を重ねていました。

 

もう一つにゲームは、一回タッチされても継続できて、二回目タッチされる前にサポート選手にパスでつなぐことができるというダブルタッチのルールで実施。オフロードの精度は低かったですがサポート選手の声も良く出ていて今回の練習の目的に合致した内容となりました。

 

締めには小学生グループも中学生グループもランニングフィットネスでしっかり走りました。小学生の中には今週末に菅平での交流大会に参加する選手も数名いるようです。怪我なく活躍してくれることを願っております。今週も熊谷リーダーのスリーチアーズで終了しました。



≪第5回練習内容≫

1.ウォーミングアップ

 ファンクショナルムーブ、ミラーラン、ハーキードリル

2.キャッチ&パス

3.4列パス カウント

4. パス&フォロー

5. スネークラン (ショートパス、リップ、バインドドライブ、ピックアップ)

6.ボールプレゼンテーション(ロングリリース、ジャックナイフ)

7.ゲーム①タッチフット 

  ロングリリース&自ゴールライン戻り

8.ゲーム②ダブルタッチ

9.ランニング & ストレッチ

 

メインコーチ 長谷川竜介

アシスタントコーチ 菊池直哉、立野弘高