【2018埼玉県熊谷市クラス】第6回レッスンリポート(2018年7月19日)

本日37.8度を記録した、我らがラグビータウン熊谷市ですがとにかく暑いです。しかし小さなラガーマン達は厚さなど関係無いようで、時間ぴったりに総勢「55名」が揃いました。本日のテーマは「コミュニケーション」である事を説明しスタート。さっそく、コミュニケーションを図るべく、全く話したことの無い人同士で「互いの自己紹介」をやって貰いました、「名前、学校、血液型」3つの簡単な内容ですが、恥ずかしくて知らない人に声がかけられない、時間内に相手と情報交換できない、聞いても忘れる、など課題も多くありましたが、多くの選手達が勇気を出してトークしていました。「話す 聞く 積極的」ラグビーのプレー中にも大切なスキルですが、家 学校 社会でもあらゆる場面で大切なスキルですので、普段から意識してコミニュケーションスキルを向上させて欲しいと思います。

次に、SAQドリルとして「基礎体力向上トレーニング」を交えながらウォーミングアップをおこないました。自分の身体をどう扱うか、扱えるようになるかを意識して貰いながらのメニューです。(各20秒)

「馬とびくぐり」・・・降りる瞬間次の動作 足を踏み込んで低くなり 地面との接地を避け スピードを上げる

「“大の字”ステップ」・・・前進よりも行進のスピードが遅れがちなので意識すると良い

「左右ジャンプ」・・・ヒザと足首を柔らかく 腕のふりを使って ワンステップで飛び続ける

「くぐって回転」・・・素早くくぐり抜け ウサギの耳のように手を頭の上に出しながら回る

練習前にアップとしても良いですし、練習後のしめに基礎体力向上メニューとしてでも構いません、回数を競わせると楽しく一生懸命できると思います。


本日のコーディネーションドリルは、ラグビーボールを使ったものです。「反応キャッチ」・・・受け側は落下するボールをいつでも取れるスタンスにしなくてはなりません、ヒザのタメや母指球重心などで反応速度があげられます、更に手を返す動きがポイントです。1回目は落ちたら直ぐ取る、2回目は最下点で取ると難易度が上がります。「キックキャッチ」・・・自分で蹴り上げたボールをキャッチする簡単なものですが、2種類を実施しました。発展系で2種類の難易度あるキャッチです。①蹴ったボールを背中でキャッチ ②蹴ったボールを足伸ばし座った状態でキャッチするのですが、共に正確なキックとボールを追いかける目線と落下点へしっかり入るのがポイントになります。

楽しみながらボールスキルと身体の使い方を磨いて欲しいです。


「アンダー&オーバードリル」ですが、ボールキャリアのランニングスキルとしてアングルチェンジとスピードチェンジを意識しながら、実際にDFの動きを見みながら、後方のプレヤーがスペースのあるGapへ「アンダー(カットイン動作)」「オーバー(カットアウト動作)」を瞬時に判断し、正確な情報をコールして前方のボールキャリアに伝えながらアタックを成功させるのですが、本日のテーマでもあるコミュニケーションが非常に大切です、走るスピードも話すスピードも早く!ですね。


次に、ストロング・ボディーポジションや首肩のストレッチなどをおこなった後、1対1でボールの奪いあいをおこない、コンタクトの準備をおこない、ボールキャリアのコンタクトスキルである「ノットTボーン」を説明しました。タックラーの強い部分から、ズラしながら前に出て「ドライブ⇒トライラック」することでボールを前方に運びます。ボールを見せて相手にコンタクトしないよう徹底をお願いしました。


「ATブレイクダウンドリル」では、スカッター(クリーンアウト)、ガード(ボールを守る)、プラグ(ガードをサポート)と役割を決め、自分の仕事を声に出して周りの選手に伝えボール確保に大切な「早さ・低さ・姿勢」にこだわりをもってプレーして貰いました。


タッチフットは、タッチされたら「ガードとプラグ」に入るルールとし、ボールキャリアがタッチされる瞬間「ガード・プラグ・SH」の3人がポイントに瞬時に寄らないと早いATが継続できないのでこの連携がとても大切です。

 

第6回目熊谷クラスは、三尻小学校 5年生 清水 爽一郎くんの“1、2、3” “ファミリー” と言うコールで締めくくりました。

 【第6回練習内容】 

メインコーチ 太田正則 /サポートコーチ 祝田康彦

 協力 立正大学ラグビー部選手(9名)