【2018愛知県豊田市クラス】第3回レッスンリポート(2018年8月8日) 

◆所感【馬場】

3回目連続し「前進」をテーマとしたトレーニングを実施。ランを中心としたテクニックを紹介し、より「前進」を意識したカリキュラムを組んだ。2回のタッチフットで、テーマである「前進」をしっかり意識させ、個々が動けるようルールも複雑化させた。回数を重ねるごとに、成長の兆しが見らせるものの、次回からのテーマに繋がる課題を、参加者たちも感じていた。子どもたちの輝く目と一所懸命さが、コーチングしている側もつい時間を忘れてしまう楽しさを感じている。"

 

◆カリキュラム1 スピードトレーニング

・うつ伏せ・仰向け状態から素早く立ち上がる、動作の習得

①立ち上がりまでの無駄のない動作から、身構えるポーズまで

②素早く立ち上がってから、ランまでの一連動作

※無駄のない動作を覚えることで、連続したプレーへの対応スピードを上げられる

 

◆カリキュラム2 ラグビースキル(基本スキル)

◇ハンドオフ

・2人/組

Step1:DFの位置により素早くボールを持ち変えるStep2:パートナーに後ろからボールをはたいてもらう

Step3:対面しパスを受けハンドオフし走り抜ける

※前回のアングルチェンジのステップ(足の付き方&体重移動)+突き放した勢いでスピードアップできる位置を体得

◇オフロードパス

・AT2人/DF2人(縦並び・ハンドダミー保持)

DFは後尾向きから、コーチの合図とともに振り返る/ATはアングルチェンジしハンドオフしDFをかわし左右どちらかにオフロードパスでつなぐ(継続した前進プレー)

 

◆カリキュラ3 タッチフットNo1(本日のカリキュラムに合わせたルール)

・ハンドオフやオフロードを使って「前進」を意図した動きでないと、ターンオーバーなど

ルール化し、テーマの意識付けを図る

 

◆カリキュラム4 タッチフットNo2(さらに複雑化したルールを課す)

・ビブスの色でミスマッチを意図的に作ったり、タッチ位置を指定したりと、複雑にする事で上手くいかない場面を創出する

※特に、ハンドオフからのオフロードパスといった連続性の前進スキルにおいて、サポート位置など改善点を見つけ出し、次回以後につながるゲームとなった


≪第3回練習内容≫

1、ウォームアップ(スピードトレーニング) 

2、ラグビースキル(基本スキル)

3、タッチフットNo1

4、タッチフットNo2

 

メインコーチ  馬場 美喜男 (JRFUトップコーチ)

サポートコーチ 渡辺 哲也(ヴェルブリッツOB)

サポートチーム:トヨタ自動車ヴェルブリッツ