【2018愛知県豊田市クラス】第4回レッスンリポート(2018年8月22日) 

 ◆所感【馬場】 

"4回目は、前進に加え、支援をテーマに加えた。これまで個のランニングスキルにフォーカスしてきたが、ここから個と個がつながるフェーズに入る。これまで平面的にパスを練習してきた子供たちにとって、立体的にパスをつなぐことは難しかったようだが、徐々にサポートコースの見極めが出来るようになり、こちらが意図した支援の意味を感じてくれるようになった。子供達にも徐々に一体感が強まり、周りに目配りが出来るようになってきており、プレー面以外での人間的成長を感じる。"  

◆カリキュラム1 スピードトレーニング(前週からの継続トレーニング)

・うつ伏せ・仰向け状態から素早く立ち上がる、動作の習得

①立ち上がりまでの無駄のない動作から、身構えるポーズまで

②素早く立ち上がってから、ランまでの一連動作

※無駄のない動作を覚えることで、連続したプレーへの対応スピードを上げられる

 

◆カリキュラム2 ラグビースキル①

①パススキル:ハーフボールを用い、壁の的当て&キャッチ(1分間で正確なパス回数を競う)

※早く正確なパスは、持ち方・スナップ(指)・ボールの回転軸・フォロースルーなど重要ポイントを解説

 

②スペース認知:【7vs7/20mX20m】エリア内に数か所の通過エリアを設置

パス&ランで、何回エリア通過できるか競う。

※スペースを認知するため、足を止めず探す(自ら作る)事と味方とのコミュニケーション(アピール)の重要性を説明

 

◆カリキュラム3 ラグビースキル②

◇サポートスキル①(2vs2)

・D/F2人の動きにより、A/T側のルールを決め、サポートの入り方を見極める

(ボールキャリーまたはブレイクダウン)

※味方の動きとD/Fの動きをしっかり認識し、瞬時の判断力をつける(混乱あり)

 

◇サポートスキル②(3vs2)

・10mX15m程度のエリア中心付近に、色違いマーカー3種類を方向・幅を変え、置いておく

・コーチのコールした色にD/Fはタッチ後、ディフェンスに入る

※アタック側は数的優位をあえて作っているので、どう攻めたら簡単に前進できるかがキーポイント

 

◆カリキュラム4 タッチフット

・ビブスの色でミスマッチを意図的に作るのは、前回と同じにし、ブレイクダウン(コンタクトなし)またはオフロードパスにするかの場面を創出する ※特に、ブレイクダウン時の場面では、しっかりダウンしないとターンオーバーのルール化。リアクションのスピードアップと適切なサポートコースが徐々に身に付いてきている

 


≪第4回練習内容≫

1、ウォームアップ(スピードトレーニング)

2、ラグビースキル①(パス・スペース認知)

3、ラグビースキル②(サポートスキル基本)

4、タッチフットNo2

 

メインコーチ 馬場 美喜男(JRFUトップコーチ)

サポートコーチ  渡辺 哲也(ヴェルブリッツOB)・山内貴之(ヴェルブリッツOB)

サポートチーム:トヨタ自動車ヴェルブリッツ