【2018北海道札幌市クラス】第9回レッスンリポート(2018年8月22日) 

天気 晴れ 気温28度

 

今週からは、学校開放の平岸高台小学校グラウンドへ会場を移しての開催です。2週間の2週間のお休みを挟んでいますがこの間に、全道の小学生、中学生が集まる大会も開催され、試合等で怪我をした選手もおり6名が欠席となっています。しっかり直してまたラグビーを楽しんでほしいと思います。

 

今日のテーマはディフェンスです。

練習開始前に「DF時に大切だと思うことは?」と全員に質問。「ギャップを作らない」「インサイドショルダー」「ワンラインであがる」「コミニケーション」などの答えを出してくれました。でも試合ではできていなかったということ。その理由としてコミニケーションが不足してたという共通の認識でしたので今日の練習では、コミニケーションをとりポジショニングすることを意識づけしました。

 

ウォーミングアップではミラーランを取りいれ、前後に距離を保ちながら動く動作をいれ、さらにそこからチャンスがあれば抜くように発展させました。ハーキーからダッシュ&減速&ダッシュの動きも前回練習よりも選手の皆さんは反応がよくなっていたように感じました。目標にしていた大会を経てラグビーとの向き合い方に変化が生じた選手が多かったように思います。練習中の集中力は今シーズンで一番高かったと思います。

 

継続メニューのハンドリング パスカウントチャレンジは2回のチャンスがありましたが小学生・中学生のそれぞれのグループで目標未達、両グループともにコミニケーションが不足していました。

 

ディフェンスポジショニングのトレーニングとして、カラーコーンを指示して場所を移動してセットする動きをとりいれました。最初はコミニケーションがなく自分の役割を伝えることができず右往左往する選手も目立ちましたが、声で伝える、見るというコミニケーションでパフォーマンスが向上することを

実感してくれました。「ピラー ポスト ・・・」小学生も大きな声をだして自分の役割を伝えながら早くポジショニングすることができるようになってきました。さらにこのスピードを上げれればよりよいディフェンスができるのだということも覚えてくれたと思います。

 

ボール回しからポイントを作り素早くDFのポジショニングをする3対2と4対2のドリルで、自分の役割を声に出して伝えること、見て次の動きを予測することを指導しました。コミニケーションの大切さは理解してもらえたようでしたがまだ素早く動きにつなげることができていないケースも多かったので

次回も取り入れてみようと思います。

 

最後は、ラックタッチと3フェイズタッチを組み合わせたルールでのタッチを実施。ロングリリースからの球出しとタッチした選手がゴールにもどり参加しないことでDF側の人数をフェイズ毎に減らし4回のアタックでトライをとれなければターンオーバーとしました。中学生はルールの理解も早くアタック側もディフェンス側もコミニケーションがよくとれていて攻守ともに素晴らしいプレーが見られました。

 

最後は全員でグラウンド整備をして終了です。いよいよ次回で最終回です。9回の練習で実施した内容をゲームの中でスキルとして活かしてもらえるよう最後まで楽しんでもらいたいと思います。



≪第9回練習内容≫

1.ウォーミングアップ

2.ゲーム① ラストマンスタンディング

3. ハスカウント

4. ポジショニングドリル

5. 3対2 4対2

6. ゲーム② タッチ 3フェイズタッチ

7. 体幹

 

メインコーチ 長谷川竜介

アシスタントコーチ 笠井建志、菊池直哉、立野弘高、吉田甲大

助手 仲澤亜希子、谷藤歩、井上直哉