【2018北海道札幌市クラス】第10回レッスンリポート(2018年8月29日) 

天気 曇り 気温19度 

 

先週末に、U15北海道代表合宿とU13合同練習会が開催され放課後メンバーも多数参加されていたので、そこで指導されたことや自分で気づいたことなど発表してもらいましたが、共通していたのが「コミニケーションの大切さ」ということでした。また、小学生には過去9回の放課後の練習で様々なテーマで実施してきましたが、共通して

必要な要素はと問いかけると、こちらも「声を出すこと、コミニケーションをとること」と答えてくれていました。

 

まさに最終回のテーマは、≪コミニケーション≫です。「今日は最高のコミニケーションで楽しみましょう」ということを確認して練習開始しました。

 

ウォーミングアップの最後に、キックリレーを実施しましたがグループでの作戦立てを繰り返し、3回目はとても上手にキックでボールをつないでくれました。

 

継続メニューのパスカウントチャレンジでは、声が切れたところで小中両グループともにミスが発生、今日の目標達成は叶いませんでした。最終回は過去に実施してきたゲームを通してコミニケーションの重要性と基礎プレーの大切さを理解しアクションに結び付ける組立にしています。最初は、パスカットされずに10回連続でパスをつなぐゲームです。立ち止まってパスを要求するのではなくスペースに動いてボールをもらう動きと声がキーファクターであることを選手自らが認識して実施。何度か繰り返すうちに声の大きさ上がり、動きもスピーディーになりパフォーマンスもとても向上していました。

 

二つ目は、ボールをパスで動かしてタッチする鬼ごっこです。ちゃんと選手達は、声を出すこと、スペースに走り込むというキーファクターを理解して臨んでくれました。過去に実施した時と比較すると格段に上手になっています。パスの精度もあがりコミニケーションをとりながら相手の囲いこみができるようになってきています。チームトークを繰り返しながら、またボールを増やしながら選手達の運動量をあげましたが更に声のボリュームもあがりパフォーマンスも向上しました。

 

三つ目は、ディフェンスゲームで、タッチされると次回からディフェンスに入りアタック人数をゼロにする動きです。選手たちからは「ワンラインで」「コミニケーションをとって」「ノミネートする」などキーファクターが上がっていましたが 小学生チームは開始の合図とともにバラバラに動き始めるケースも見られましたが、中学生はよく理解しアクションに結び付けられるようになっていました。

 

最後は、タッチです。タッチされた選手はロングリリースでボールダウン、タッチした選手は一度寝てからすぐ起きて自陣ゴールへ走り再び参加でき、5回目のタッチでターンオーバーですがキックも活用できるというルールで実施。スペースがどこにあるのか、ディフェンスはギャップを作らないために、それぞれ良く声が出ていました。選手達は最初の約束通り、最高のコミニケーションがとれていたと思います。近所迷惑も心配するくらいの活気で素晴らしい練習で締めくくることができました。

 

閉会式では、保護者の皆様への御礼とアンケートのお願いと選手達にはラグビーの時だけでなく日頃からちゃんとコミニケーションがとれる人になってください とお願いし、熊谷リーダーのエールで2018年札幌クラスを終了いたしました。

 



≪第10回練習内容≫

1.ウォーミングアップ

2.ハスカウント チャレンジ

3.キックリレー

4.ゲーム①パス10カウント

5.ゲーム②スピン&チェイス

6.ゲーム③ラストマンスタンディング

7.ゲーム④タッチ

 

メインコーチ 長谷川竜介

アシスタントコーチ 笠井建志、菊池直哉、立野弘高、、馬渕勝、吉田甲大

助手 仲澤亜希子