ウォーミングアップを兼ねてパスドリルを行う。指導したスキルは「ワンモーション」。走る速度を落として、キャッチからパスまでの時間を短くするように促した。歩きからジョギング、そしてトップスピードと、徐々にスピードを上げていく中で要領をつかむ子供もいた。
続いては2 0N 1。相手DFに迫ると走るスピードが緩まる、もしくは止まる子供がいたので、なるべくスピードを落とさずにパスをすることを指導した。
ディフェンス練習ではボールを使わず、ディフェンスラインを一列に揃えることを意識させて行った。一列に揃えるためには横の人とコミュニケーションを取る必要がある。あくまでもタッチフット前の意識づけとして、軽く行う。
練習のメインであるタッチフットボールでは、先週の反省を生かして、「小学生は2回タッチされるまで走ることができる」というルールを追加。それを元に各チームで作戦を立ててから行う。先週に比べて小学生がトライするシーンが増え、しかもこの新ルールに適応しようとコミュニケーションの総量が増えて、活気溢れる雰囲気になった。
課題は中学生がもっと活躍できるようにすること。次週はまたルールの工夫を行うつもりである。
追記:サンテレビ「4時キャッチ」という番組から取材を受けた。放送時間の関係で出演は大学ラグビー部員のみだったが、放課後ラグビープログラムの趣旨やラグビーの魅力などを語り、部員たちが練習する様子が放映された。(10月15日(月)16:20ごろに生放送) また神戸市教育委員会事務局スポーツ体育課国際スポーツ室から1名が練習見学に来られたことも、合わせて報告しておきたい。
【第3回練習内容】
1、対面パス
2、20N 1
3、ディフェンス練習
4、タッチフットボール
メインコーチ:平尾
サポートチーム:神戸親和女子大学ラグビー部
総括:伹尾