
まずはじめに、今年度も放課後ラグビープログラム狭山市クラスを3年連続で開催できることに感謝申し上げます。ラグビーに興味がある生徒、1日でも多くラグビーがやりたくて仕方がない生徒、いつもと違った環境でチャレンジしたい生徒など様々な生徒の目的に合わせた本事業に、コーチとして関われることは私にとっても多くの学びを得る貴重な機会となります。生徒と共に全10回を心から楽しんで成長して行きたいと思います。
さて、第1回は本事業の主旨や施設の利用方法など簡単なオリエンテーションを行いました。そして早速、狭山市クラスのスローガンを生徒達に決めてもらったところ「エンジョイセーフティーラグビー」に決まりました。楽しさの中にしっかりと安全を理解してラグビーに取り組むという素晴らしいスローガンです。そのスローガンを達成するためには話をよく聞いたり仲間と積極的にコミュニケーションをとるなど細かい要素も必要になってきますが、それらは回を追うごとに身についていくと信じております。
そしてさらに毎回のレッスンテーマも決めて行います。目的が明確であればあるほどレッスンに取り組む姿勢やモチベーションも大きく変わってきますので、毎回シンプルなテーマを設定してドリルを通じ、最後のボールゲームでテーマが身についているかの答え合わせをして行きます。
第1回のテーマは「キャッチ」です。ラグビーにおける攻撃の起点はキャッチから始まります。キャッチと言ってもいくつかあるのですが、パスを受けるキャッチ以外にも下のボールを拾うこともキャッチですし、蹴られたボールをキャッチするというのもありますね。つまり、ボールを持って走ったりパスしたり蹴ったりする前にそのボールをキャッチする必要があります。キャッチの質が高ければ高いほど、そのあとのプレーの精度も変わってきますので生徒達にはいろんなキャッチをドリルで体験してもらいました。
ラグビーボールは楕円の形をしていますので、ボールのどこを持てばキャッチしやすくその後のパスやキックにつなげることができるのかという工夫を楽しめます。最初は感覚的にどこを持てば走りやすいかなぁ、程度でも構いません。とにかくたくさんボールを持ったりキャッチすることで自分の理想の持ち方が身についてきます。2回目以降はもう少しキャッチのテクニックを共通認識できるように指導して行きますのでお楽しみに!






《第1回レッスンメニュー》
1、オリエンテーション
2、ウォーミングアップ
→ダイナミックストレッチ
3、SAQドリル
→ラダー
4、バスケットハンドリング
5、キックキャッチ
→パントキック
→グラバーキック
→ハイボール
6、アジリティーキャッチ
7、中当てゲーム
8、ボールゲーム
9、体幹トレーニング
メインコーチ:三宅 敬
アシスタントコーチ:西村 築
サポートコーチ:白井 航太郎
ゲストコーチ:フィリモニ コロイブニラギ、トゥイア フィシプナ