放課後ラグビープログラム狭山市クラスもいよいよ後半戦に入りました。相変わらずこの時期は非常に寒いのですが、風がない分かなりマシでしたね。でもスタート時は寒いので、マフラーやニット帽、手袋などの小物防寒具も活用しながら心地よい参加をお願いします。
さて、本日第6回のテーマは「タックル(アプローチ)」です。スタート前にみんなにタックルは好きですか?と質問をしたところ、予想通りの答えが返ってきました。ほとんどの人が苦手意識や恐怖感があるようです。ではタックルのどこが苦手で恐怖感があるのでしょうか。接触と接近に分けて聞いたところ、接触よりも接近が課題にあるようです。「向かってくる相手に対して向かっていく」というのは言葉にしても迫力がありますね。それなので本日はタックルに行くまでのアプローチをメインにドリルを行いました。
アップがてらにさほど苦手意識の少ない接触の部分にフォーカスをあてたレスリングドリルを行いました。ほぼ密着状態から合図でタックルの姿勢に入って相手の腰をタッチするリアクションも含めて行いました。
そのあと1 v 1にフォーカスをあてたドリルを行いました。接近するためにはいくつかキーファクターがあるのですが、本日は「加速→減速→再加速」というスピードコントロールを強調しました。そして再加速の際、最初に行ったレスリングドリルとリンクできればほぼタックルのテクニックは出来上がります。
「タックル」というといきなり対人でやったりタックルバッグに勢いだけ何発もやったりするケースがありますが、大きな絵で見るのではなく細分化して行っていければ選手によってはタックルのどの部分が苦手なのかが見えてきます。つまり、タックルテクニックの中でも出来ている部分も見えてきますので、出来ている部分を褒めることでタックルという苦手意識が自信に繋がっていきます。引き続き、一人一人の個性と向き合いながら残り4回、コーチも楽しくできればと思います。
《第6回レッスンメニュー》
1、ウォーミングアップ
→ペア鬼ごっこ
→ダイナミックストレッチ
2、SAQドリル
3、レスリングドリル
4、1 v 1トラッキング(シグナル、ヒットシールドキャッチ)
5、1 v 1トラッキング(対人)
6、じゃんけん1 v 1(DFダウンアップ)
7、ボールゲーム
8、体幹トレーニング
メインコーチ:三宅 敬
アシスタントコーチ:西村 築
ゲストコーチ:トゥイア フィシプナ
サポートコーチ:白井 航太郎