本日第8回のテーマは「ジムトレーニング」です。
普段はグラウンドでラグビースキルやボールゲームといったことを行っていますが、本日はセコムラガッツのトレーニングルームを使ってトレーニングを行いました。ジムトレーニングは小中学生にはなかなか馴染みはありませんが、ラグビー選手として成長していく中で高校や大学で絶対に必要になってくることを伝えるいい機会となりました。
まず始めにウォーミングアップとして、パートナーストレッチを行いました。二人組を作ってもらいお互いにストレッチをしてもらう、されるというのを体感してもらいました。身体の柔軟性を高めることで、ラグビーに必要な低い姿勢やキック力、怪我の予防など様々な効果があります。特に成長期の段階では身体の成長の影響で身体が硬くなりやすいので、頻繁に行うようにと伝えました。
次に下半身や上半身のトレーニングを行いました。実際に重り(ダンベル)を使ってスクワットを行いました。正しいフォームを意識してもらいながら、ペアでお互いに回数を数えたり、応援をしたりとても楽しんで安全にトレーニングをすることができました。また普段やったことのない懸垂など体験してもらうこともでき身体づくりの難しさや大切さを理解してもらえたと思います。
最後は全員一緒に全身のトレーニングとしてサーキットトレーニングを体験してもらいました。素早く寝て起きてなどラグビーの試合や練習時に必要な動きを繰り返し行いました。
実際にセコムラガッツの選手も同じトレーニングを行っていると説明すると納得して一生懸命取り組む生徒が何人もいて、今日やったことを頭の片隅においてラグビーのスキル向上に役立てればと思います。今回はジムトレーニングのみでラグビーボールを触ることができなかったので、次回グラウンドでたくさんボールを触って残りの2回を充実させて楽しんでいければと期待しております。
《第8回レッスンメニュー》
1、 パートナーストレッチ
→ハムストリングス、内転筋、臀筋群、腰、大腿四頭筋 (各15秒×1セット)
2、 下半身のトレーニング
→スクワット (20回×4セット)
→スプリットスクワット (20回×3セット)
→ワイドスクワット (20回×3セット)
3、 上半身のトレーニング
→プッシュアップ(腕立て伏せ) (15回×3セット)
→ナロープッシュアップ (10回×2セット)
→チンニング(懸垂) (5回×2セット)
→アームカール (10回×3セット)
4、 全身トレーニング(サーキットトレーニング)
→フロントフリップ (10回×3セット)
→ダウンアップスキル
メインコーチ:西村 築
ゲストコーチ:トゥイア フィシプナ
サポートコーチ:野口 英彰