最後の福岡クラスです。プログラム内容は、ウォーミングアップ、テクニカルセッション、ストレングストレーニング、閉校式です。
ウォーミングアップは、サポート学生の原口君が担当。パスゲームの「10カウント」を行い、身体を動かしました。ボールに群がりすぎで、スペースが見えていない。もう少し動けるはずなのに・・寒いので、身体を温めることが中心になったかな?
スキルセッションでは、4人組でのショートパス、DF付きのクイックパス、状況判断が重要な4vs2を行いました。キャッチからパスへの動きがスムーズではなく、クイックにならない人もいた。また、サポートの声で空いたスペースへボールを運べるチャンスも広がるはず・・4vs2では、パスしたら止まったままになっている人も多く、次の動きでリターンパスや素早く外への展開も可能になるような場面もあった。
ストリングスセッションは、ダッシュ系の動きを中心に行いました。リアクションダッシュ、追いかけ走、S字ランと、スピードとボディコントロールが重要でした。姿勢が高すぎるとスピードが出ないし、体幹がふらつくと切り替えがうまくできていない。「速く走る」ためには、様々な要因が必要です。これからも意識しながら練習してください!
最後は、前回同様、狭いエリアでタッチフットを行いました。コツをつかんだのか、素晴らしいトライが何本もありました。コミュニケーションが実際にパスや動きや声によって、具体化されていることが理解できたのでは・・
閉校式では、統括の村上先生(福岡大学スポーツ科学部、ラグビー部部長)より「ワールドカップ日本大会を見て、次のワールドカップを目指せるラガーマンになってください」と励ましをいただきました。築城コーチ、学生サポートからも激励があり、最後は集合写真を撮影し、本プログラムを終了しました。
最後になりますが、寒い中、送り迎えや練習見学をされた、保護者の皆様にも御礼申し上げます。
今回のプログラムの記録を残してくれた、サポート学生の佐藤君は、『最終日だったのですが、全員がうまくなっているなと感じましたが、反応や判断を入れると、スキルに差が出ることも理解してほしい。前半に来られなかった生徒が、急に上手になっているように感じた』と感想を述べています。
《第10回レッスンメニュー》
1.ウォーミングアップ(10カウント)
2.ストレングストレーニング(ランニングスキル)
3.スキルトレーニング(パス)
4.ゲーム
5.閉校式
メインコーチ:築城
アシスタントコーチ:坂田
総括:村上
(記録:佐藤滉祐 福岡大学スポーツ科学部2回生)
(文責;福岡クラスコーディネーター・下園)