【2019岩手県釜石市クラス】第2回レッスンリポート(2019年9月12日) 

釜石クラス第二回目は恒例の一周走からスタートしました。

翌日の陸上記録会もあり、10人とちょっと少ない人数での練習となりました。先週までの暑さとはうって変わって、動かないと肌寒く感じる気温になってきました。止まっているとすぐ汗も引いてしまうので、止まっている時間を短くすることを意識して練習に入りましょうと声をかけました。

 

始めのウォームアップゲームでは10パス2セットを行いました。狭いエリアの中でスペースを見つけ、コミュニケーションをとらないとこのゲームで勝つことは難しくなります。

 

始めは上手にスペースを見つけられず団子状態になってしまいましたが、段々とスペースにボールを運べるようになりました。2セット目はエリアを少し広げ行ったところ、さらに開いたスペースへの動きが良くなり、言わずとも意図を理解してくれていました。

 

続いて、ボール集めゲームを行いました。途中からボールを6個に減らすとなかなか決着がつかず白熱し、周りから声も出て非常に良いアップになりました。

先週に引き続きボールゲームではタッチフットを行い、スタート前に選手にはパスのキーファクターの再確認をしました。少しミスが目立っていましたが、先週よりパスの意識が出てきたように思えます。

 

今週もスキルセッションはパスセッションを行いました。先週に引き続きパスのタイムトライアルを行いましたが、今回はミスをしてしまい悔しがる選手が多く、プレッシャーの中でもしっかり使えるスキルを身につけましょうと伝えました。

 

続いてコーチを両サイドに立たせ走りこむ、中抜けパスを行いました。始めは中を一人で、慣れてきた頃に二人にしてみました。各選手しっかりキーファクターを意識しパスを成功させていましたが、二人になると走りすぎてしまうなど、次回以降への課題をのぞかせていました。

 

最後はおさらいを兼ねてのタッチフットを行いました。2回以上パスをしないと相手ボールになってしまうとルールを追加すると、面白いようにボールを動かすことができ、対応力の高さには毎回驚かされます。

 

最後はクールダウンの一周走とストレッチを行い、2回目のクラスは終わりとなりました。選手からは、「楽しかった」、「もっとパスが上手くなりたい」などとても前向きな発言が出たことが良かったと思います。もっと引き出してあげられるよう次回以降も選手と共に楽しみたいと思います。



 

《第2回練習内容》

1.ランニング

2.テンパス、ボール集め

3.タッチフット

4.パストレーニング

5.タッチフット

6.クールダウン、ストレッチ

 

メインコーチ:佐伯 悠(釜石シーウェイブスRFC)

アシスタントコーチ:中野 裕太 (釜石シーウェイブスRFC所属)