【2019沖縄県読谷村クラス】第1回レッスンリポート(2019年10月24日) 

開始時刻にはまだ参加者が揃っていなかったのでキックパスゲームでウォームアップをしながら集まるのを待ちました。

 

開校式で伝えたこのクラスのテーマは「トライ&エラー」。ジェイミージョセフHCは「ミスを恐れることがミス」と言ったそう。ミスを恐れずにベストを尽くして、その結果失敗したとしたらその時こそ学びと成長のチャンスですね。 

 

今日は初回なのでクラス全体の雰囲気づくりと参加者一人一人のパーソナリティの把握に努めました。次回からは基本テクニック・スキルの習得に入っていきます。

 

90分×10回という限られた時間の中で私たちが子どもたちに提供したいことは4つ。

■テクニック・スキルの向上

■ラグビーをとことん楽しんで、ラグビーがますます好きになる

■自分で考え、判断し、ミスや負けを恐れず挑戦した結果として成長を実感する経験

■コアバリュー(情熱・品位・規律・結束・尊重 )を備えた人間性に近づく

限られた時間ですがなんとか子どもたちの中にこういったことが残るようにトライしていきたいと思っています。 次回からもっともっと工夫していきます!!

 

>小学生へ

意欲の高い子たちが集まりましたね。一つ一つのメニューの真剣にチャレンジしてくれていた様子が印象的でした。次回からも、一つ一つのプレーをいつも一生懸命取り組んでくれたらますます楽しくなるはず!後9回よろしくね^^ 

 

>中学生女子へ

もともとしっかりした子が多く、あまり手がかからないというのもあって、今日は任せっきりでごめんなさい。僕が見る時間を全然作ってあげることができなくて反省しています。次回はクラス運営のバランスをもっと良くして、君たちのこともしっかりと見つめられるようにします! 

 

>中学生男子へ

能力の高い子が多いし、自分ではそうでないと思っている子も、ちょっとした工夫で大化けする可能性があります。年齢的に普通のことだけどみんなまだ本当の”真剣”を知らないので、早くそこに気付けるとラグビー人生が大きく前進すると思う。すでに何名かは気づき始めてたね。その壁はチームで超えるものではなくて、一人一人、気づいた人から超えていく壁。周りに影響されることなく、自分自身がどれだけラグビーに真剣になれるか。一瞬一瞬に対して真剣になれるか。幸いにも今の君たちには世界から称賛される日本代表という最高のお手本があるので、その世界を目指して一人一人変わっていこう。 

 

*日が落ちるのが早く18時あたりから真っ暗になってしまったため、今後、練習時間を早めることや会場を変更することなどを検討しています。

詳細については、保護者の方にJRFU放課後ラグビープログラム事務局よりご連絡させていただきます。



【第1回練習内容】

(キックパスゲーム)

1.開校式

2.ダイナミックストレッチ

 怪我予防。柔軟性、機能的動作性向上。フィジカル強化。身体を思い通りに動かす能力向上。 

3.1対1

 勝ち負けの不安を超えてチャレンジする。よりその勝負にフォーカスして自分の能力を引き出す。 

4.5対5(タッチ後双方1down)3分

 集中することを覚え、フィールド上で自分が生きている時間を増やす。

5.5対5(タッチ後双方1down)1分集中

6.ボールの持ち方

 片手でボールを持つ際の強い持ち方

7.タックル後の脱出したいキャリアーとモールパイルアップを狙うタックラー

8.ストレッチ

*最後は真っ暗になってしまったので明かりがなくてもできるトレーニングに急遽切り替えました。 

 

メインコーチ:林 拓司(読谷村ラグビーフットボール協会理事)

アシスタントコーチ:山内 省吾(読谷ラグビースクール、沖縄県ラグビーフットボール協会)