【2019岩手県釜石市クラス】第6回レッスンリポート(2019年10月16日) 

釜石クラスも残すところあと半分、後半戦も元気の良い挨拶からのスタートでした。練習にすっかり慣れてきた選手に刺激をと、これまでの練習とは少し趣向を変え、今回はキックセッションを取り入れました。

 

ウォームアップ代わりにゴルフとラグビーのキックを組み合わせたキックゴルフを行いました。ルールはシンプルで、決められたチャックポイントを通過してゴールの電柱まで何回のキックで当てられるかの競走です。

 

蹴り方は自由で、グラバーキックで進む人もいれば、ドロップキックで進む子もいました。第1ラウンド目はなかなか上手くいかず弱音を吐く選手もいましたが、第2ラウンド目となるとキックにも慣れ、みんな1ラウンド目より少ない打数でゴールしていました。

 

ようやくキックに慣れてきたところで、2人組になりキックの練習に入りました。

 

グラバーとストレートキックのセッションでしたが、コーチからは、ボールをまっすぐ落とす、ボールから最後まで目を離さない、の2つのキーファクターを伝え、早速実践しました。

 

サッカーボールを蹴るように上に投げて蹴ろうとする選手が多く、始めは上手くいかないことがありました。上に投げてしまうと、どうしてもキックが安定しません。失敗しても良いからチャレンジしてみようと伝えると、段々と落として蹴れるようになっていきました。

続いて利き足と逆の足で同じドリルを行いました。初めて逆の足で蹴った選手がほとんどでかなり戸惑っていましたが、何人かの選手は利き足と同じように蹴れる選手もいたことに驚きました。やはりこの様なチャレンジは面白いですね。

その後は2チームに別れ、ポールを的にして的当て競争を行いました。ストレートキック、グラバー、逆足でのキックなどポールを狙って当て、本日行ったセッションの総復習になりました。

 

50回のパストライアルを行い、最後はみんなの大好きなボールゲームでの〆になりました。

 

いつもより運動量が少なかった分、最後はいっぱい走り回って楽しんでいました。伸び盛りの時期なので、いろんなスキルを教えてあげられたらなと改めて感じた練習でした。

 


《第6回練習内容》

1ランニング、ストレッチ

2 キックゴルフ

3 2人キック(グラバー、パント)

4 キックポール当て競争

5 50パスタイムトライアル

6 タッチフット

7 クールダウン、ストレッチ

 

メインコーチ:佐伯 悠(釜石シーウェイブスRFC)

アシスタントコーチ:中野 裕太 (釜石シーウェイブスRFC所属)