【2019沖縄県読谷村クラス】第3回レッスンリポート(2019年11月7日) 

今回から新会場。

男女日本代表も合宿で利用するロイヤルホテル残波岬さんの室内練習場「ZANPA SPORTS PARK」で開催しました。フットサルコート2面、ラインが引いてあるので練習にも活用しやすく、室内で照明もあるので日暮れの心配もありません。12月の日程がいくつか変更になりますが、場所はこちらで最後まで行いますので、参加者の皆さん、保護者の皆さんよろしくお願い致します。ロイヤルホテル残波岬さま、JRFUさま、ご理解ご協力ありがとうございます。

 

さて、今回の学習テーマはキャッチ&パス。キャッチの基本からパスの動作までをメカニズムも説明しながら練習しました。

パスに関してはそれぞれがこれまで培ってきたスタイルがあるので、あくまでも基本動作の一つとして紹介しましたが、なかなか身に染み付いた動作と違う動作をプレーの中で行うことが難しいようでした。やりながらどこまで矯正するべきかどうか悩みましたが、ちょっと混乱しそうだったので今回は無理をしてフォームを変えたりすることはやめました。JRFUの方にも相談しながら、次回はもう少しだけパス動作について深掘りしてみたいと思っています。

 

当クラスの約半数を占める男子中学生。

多感なお年頃の彼らがいかにレッスンに対し真剣になって集中できるかが、私たちコーチにとってもテーマの一つになっています。

それは、一人一人に対するトレーニングの効果を少しでも高めるためであり、参加者一人一人に将来につながる何かを得ていって欲しいと思うからです。

一人が気づき、また一人が気づき、、、そうやって彼らのラグビーがより豊かになっていくように、何度でも語りかけていきたいと思っています。

 

真面目で素直な子が集まっている女子中学生たち。

文句のつけようがないほど良い子たち。

規律もある。品位もある。結束もある。尊重(敬意)もある。

あとは、心の奥にあるはずの「情熱」をもっともっと燃やして、それを表に出せるようになるとラグビーの世界がもう一段深くなるはず。

放課後ラグビーはあと7回。

「全力」のその一歩先をなんとか彼女たちに体験させてあげられないかと模索中です。

 

ラグビー大好きな小学生たち。

そのまま大く伸びていって欲しいですね。

放課後ラグビーでは中学生もいて、レッスンのテーマも少しレベルが高いこともあります。

何かというと、「考える」という作業が多いことです。

考えることで、ラグビーの構造をもっと理解できるようになり、よりプレーが楽しくなります。・・・って難しい言葉でごめんなさい。

レッスンの中で子どもたちの心と頭をうまく誘導できるように努力します。

 

全体的に、初めて行うメニューに対しても適応力が少しずつではありますが向上しているように思います。

毎回色々な新しいメニューに挑戦するつもりなので、初めての内容に怯むことなく、前向きに挑戦し、動きや構造を分析して攻略法を見つけ出すことを楽しんで欲しいと思っています。

 

そういったことで判断力の育成も図っていきたいと考えています。判断力は、目の前の一つ一つのプレーに対する判断だけではなく、フィールド、チーム、ゲーム、時間、、、様々な要素に対して必要な能力でもありますから。


【第3回練習内容】

1.パスパスゲーム

 リードハンド でテニスボールキャッチ

2.ダイナミックストレッチ 

 怪我予防。柔軟性、機能的動作性向上。フィジカル強化。身体を思い通りに動かす能力向上。  

3.アーリーキャッチ 

4.アーリーキャッチ (イレギュラーボール)

5.キャッチ&パス

 その場/もも上げランパス/ノーマルランパス

6.2対1+1

7.リロードタッチフット 

8.ストレッチ

  

メインコーチ:林 拓司(読谷村ラグビーフットボール協会理事) 

アシスタントコーチ:山内 省吾(読谷ラグビースクール、沖縄県ラグビーフットボール協会)