【2019沖縄県読谷村クラス】第5回レッスンリポート(2019年11月28日) 

沖縄も強い風が吹いて今日はかなり寒かったのですが、会場は室内なので全く気にすることなく開催することできました。

(最低気温は20度ですが体感気温は10度台前半?沖縄ではこれでも寒い!)

 

今日のレッスンテーマはキックということでキーファクターを1つ1つチェックしながら練習しました。ボールの持ち方や落とし方、足の形、目線、重心など細かく確認してかなり上達が見られたし、なかなか上手くいかない中でもなんらかの手応えを掴んでいた子が多く見られました。

 

ちょっと単純な反復が続いたので次は20m先のターゲットを狙ってゲーム形式で。蹴っては走って取りに行くの繰り返しですが熱中するあまりだいぶ走りましたね^^

 

1つ1つのキーファクターを1回のレッスンでマスターすることは難しいですが、重要な1つでも2つでも覚えておいてくれれば、今後の各自の練習にも役立つことと思います。

 

キックのあとは2対1、3対2、タッチフット。判断を伴うゲームではより頭を使います。正解のプレーはこれだ!と教えることはせず、時々ゲームを止めて巻き戻したりして振り返りの時間を作ります。プレーを振り返る中で、見えていなかったスペースに気づいたり、自分の判断ミスに気づいたり、仲間への声かけの改善を考えたり、より良い判断とより良い連携について気づくチャンスが生まれていました。最後のタッチフットでは1人1人の視野や判断に少しずつ向上が見られていましたね。

 

さて、キックの練習はある1つの真理を知ることにも役立ちました。それは、原因と結果の関係。ボールのここに足のここをこう当てればこうなるし、ボールのここに足のここをこう当てればこうなる。文章にするとややこしいですね^^;

 

1つ1つのプレーに、結果を導いた原因があり、それを追求することでプレーはもっともっと上達するんだよ、というお話。キックが右に曲がるには右に曲がる理由があるし、上に飛ぶには上に飛ぶ理由がある。ミスしたらそれを追求すれば改善につながるし、それを逆算すればより最適なスキルを追求できる。それは2対1でもタッチフットでも一緒。ラグビーの試合でも一緒。テクニックやスキル、フィジカル、メンタリティ、周辺の人々との関係、相手チームやプレーヤー、レフリーやスタッフとの関係、自然も含む外部環境、、、。

 

良いプレーヤーになるにはたくさんの要素を追求していかなければなりません。だからこそ、良い人間としての1日1日が大切なのですね。

 


 【第5回練習内容】

1. トイメンキック

  パントキックのキーファクターを学ぶ

2. ターゲットキックゲーム

3. ダイナミックストレッチ(ショートバージョン)

4. ナンバー2対1

5. カラーコーン3対2

6. リアクションタッチ

7. ストレッチ

 

メインコーチ:林 拓司(読谷村ラグビーフットボール協会理事)

アシスタントコーチ:山内 省吾(読谷ラグビースクール、沖縄県ラグビーフットボール協会)