【2019沖縄県読谷村クラス】第6回レッスンリポート(2019年11月29日) 

 

日程の都合上、昨日に続いて連続開催。昨日はキックのキーファクターを学びましたが、そのせいかレッスン前にキックの練習をしている子が多かったですね。レッスンの準備をしながら一人一人の動作をチェック。時にはスマホで動画を撮って見せたりしながら、それぞれの癖やうまくいかない原因を見つけていきます。

 

前回のレッスンの際リポートでも書きましたが、プレーの結果には必ずその結果を導いた原因があるので、その原因を明らかにすることで練習の効率も上がります。そこに気づけた子たちは少しずつ上達していくさまが見て取れました。

 

レッスン開始。昨日は時間の都合で指導できなかったキックのキャッチをレクチャーし、軽く練習したところでテニスのような?蹴り合いのゲームをしました。

 

放課後ラグビープログラムでは様々なテクニックやスキルをレクチャーするので、コーチ側としてもどうしてもそれをマスターさせてあげたい気持ちが強くなってしまい、楽しませるということがバランス的に少し弱くなってしまった前半でした。指導者としてその反省も踏まえつつ、ゲーム性のある楽しいメニューを増やしていこうとしています。

 

ゲーム性を強めると正しい動作とは離れていってしまうこともあるのですが、そこは焦る必要がないと考えています。楽しみながらも、ゲームをクリアしたり勝利するために、自分なりに最適なプレーを作り上げていってくれればいいですね。その際にレクチャーしたキーファクターが生かされるようになればより良いし、そうなりやすいようなメニューを考えていきたいと思います。

 

アップがてらのキックゲームを終えて、次はダイナミックストレッチ。今日で6回目になるわけですが、各年代とも自分の体と動作に集中できるようになってきましたね。ただ慣れたからだけではなく、成長の証であれば嬉しいです。

 

次のメニューは、できているようで意外とできていないストレートランを再確認。その都度できたかできなかったか、できなかったとしたらどのようにできなかったか、確認しながら修正を加えていきました。一本一DFと真剣勝負しながら基本スキルを身に着けていきます。

 

次にカットインとカットアウトを判断を交えて短く練習し、最後はタッチフット。今日はチーム人数を4人、ゲーム時間を1分間と絞り、いかに自分自身がプレーに参加している時間、集中している時間を多く持てるかというテーマを与えました。私は男子中学生のグループをみましたが、その集中力の高さに感心しました。とても無駄の少ない充実した時間を作ってくれていましたね。

 

この年代の子どもたちは本当に成長が早いですね。吸収する力も素晴らしいし、心も体も伸びよう伸びようとしいているのがビンビン伝わってきます。

残りはあと4回ですが、子どもたちの中に何が残せるか、私達コーチも真剣勝負です。

 


【第6回練習内容】

1. キックキャッチ のキーファクター

2. ラグビーテニス(キック&キャッチ)

3. ダイナミックストレッチ

4. 2対1(ストレートランのトレーニング)

5. 2対2(カットイン、カットアウト、判断)

6. リアクションタッチ(1分間超集中)

7. ストレッチ

 

メインコーチ:林 拓司(読谷村ラグビーフットボール協会理事)

アシスタントコーチ:山内 省吾(読谷ラグビースクール、沖縄県ラグビーフットボール協会)