気がつけばラスト2回。
様々なテクニックのキーファクターのレクチャーは今日で終わりです。来週の最終回はいくつかのポイントを軽く復讐した上で、できるだけゲーム形式のメニューを多くして、プレッシャーのある中での判断を楽しんでもらいたいと思っています。
みんな集中力を保ったり周りに流されない強さを持ったりするのはまだまだ難しい年頃ですが、今日は先週よりもだいぶ集中していたように思います。
ダイナミックストレッチの際もそれぞれしっかり取り組んでいる子が多かったですね。
これから先、ラグビープレーヤーとしても人間としても成長していく中で、常に自分自身に矢印を向けることができるかどうかは一つの鍵になると思います。他者を思いやり、本当の優しさを追求するためにも、まずは自分自身を作り上げていって欲しいと思います。
さて、今日はまずタックルを受けた後の身体の使い方についてレクチャーをしました。当会場は床が結構硬いため、悩んだ結果、子どもたちにはさせませんでした。頭の片隅に、こういう方法があるんだな、と覚えておいてもらえればと思います。
その後はサポートコースについてレクチャーし、こちらは実際に体を動かして練習しました。ポイントはコースで、味方がタックルを受けた際、慌てて際どい角度から斜めに入るのではなく、一度まっすぐのラインに入ってしっかり見極めてから効果的に入ることが目的です。
ただ、それ以前の問題として、(擬似的なものでしたが)ブレイクダウンに入る際に頭が下がる、背中が丸まる、といったプレーヤーが大半でしたので、最終的にはここにフォーカスする形になりました。
その後行った3+1対2のハンドリングゲームやタッチフットでもコースと姿勢を意識させ、仮想ブレイクダウンに入る際の姿勢が悪い(高い、ヘッドダウン、背中が丸まるなど)と笛を吹いて相手ボールにしてしまうようなやり方で意識づけを行いました。
安全の面で何よりも重要ですが、自分や味方の力を効率的に相手に伝えるためにも重要だということも伝えましたが、時間をかけてでもぜひ今の年代のうちに正しい姿勢を身につけて欲しいですね。
【第9回練習内容】
1. ドリブルバトル、ボール奪い合いなど
2. ダイナミックストレッチ
3. タックルのキーファクター学習 (ボールキャリアー)
4. サポートコース(ブレイクダウン)
5. カラーコーン3+1対2
7. リアクションタッチ
6. ストレッチ
メインコーチ:林 拓司(読谷村ラグビーフットボール協会理事)
アシスタントコーチ:山内 省吾(読谷ラグビースクール、沖縄県ラグビーフットボール協会)