【2019沖縄県読谷村クラス】第10回レッスンリポート(2020年1月23日) 

ついにラストです。

年末年始を挟んだので期間的には長く感じますが、1回1回を振り返るとあっという間。できたこともできなかったことも色々と思い返されます。

 

最終回の練習は、ラグビーボールでサッカーをするサグビーで楽しくスタートし、その後は、これまで練習してきたパスや2対1の基本の応用させた3対2の練習、そしてタッチフットという流れで進めました。みんなそれぞでレベルアップしてくれました。

 

参加者の経験やモチベーションがかなりバリエーションに富んでいたことから、テクニックやスキルを指導して上達させるという目標と、ラグビーを心から楽しんでもっともっと好きになってもらうという目標。この2つの目標のバランスに悩み抜いた10回でした。参加者一人一人にどのような影響があったかわかりませんが、少しでも前に進めるきっかけになっていれば幸いです。

 

小学生は男の子も女の子も常に前向きで、溢れる興味と好奇心、ラグビーへの愛情、様々なポジティブ要素がそれぞれに楽しい時間を生み出していました。たくさん参加できた子たちは成長・進化も大きく特に見られましたね。これからもその前向きなエネルギーでラグビーを楽しみつつ、たくさんの良い仲間と出会い、人生を豊かにしていって欲しいと思っています。

 

中学生女子4名も積極的に学ぼうという意識が強く、様々なテクニックのキーファクターを身につけようと努力している姿が印象的でした。

 

中学生男子はとても多感なお年頃。一人一人、学ぶ意欲も集中力も周囲への配慮も違いました。なおかつ、周りに影響を受けやすいという特徴もありました。

 

そのような中、一人一人の前進が少しずつ全体に好影響を与えていったように思います。ウォームアップとクールダウンのストレッチの場面、私からは、「今は自分と向き合う時間。周りの雑音や人々の動き・働きかけに影響されず、自分自身の心と体と向き合おう」というような声かけを毎回のようにしていましたが、最終回の今日、みんなよく集中してくれていました。全体のレッスンの中でも、初回に比べて目つきがだいぶ変わって、成長意欲が強く見られるようになった子もいましたね。

 

さて、当プログラムは今回で終了となりましたが、私たちコーチも、今後も様々な場面で参加者の子ども達と関わるチャンスがあるかもしれません。

これからも君達の成長を願うとともに、チャンスがあればサポートし続けていきたいと思っています。

 

君達のこれからの素晴らしい人生を心より祝福します。

 

 



【第10回練習内容】

1. サグビー

2. ダイナミックストレッチ

3. カラーコーン3+1対2 +1

4.タッチフット

7. ストレッチ

 

メインコーチ:林 拓司(読谷村ラグビーフットボール協会理事)

アシスタントコーチ:山内 省吾(読谷ラグビースクール、沖縄県ラグビーフットボール協会)